ディスカバリーレイジチャンネル take 107
レイジの思索シリーズ1
「日本人はなぜ壊れたのか?」〜押見修造とヒーローアカデミア〜
押見修造「血の轍」では、母が明らかに壊れているのを知りつつ母に依存するしか選択肢のない少年を描いている。
この関係は壊れた政府関係者(上級国民ムラ)に失望しつつも離れられない国民と重なって見える。
「他の選択肢は作れないのか?」
なぜそれが出来ないのか?
僕も含めて多くの日本人が「壊れている」のだと思う。
今回は日本人が壊れていった流れを思索するシリーズの1回目。
血の轍に見る希望と、社会から排除された世代の心情を感じるヒロアカ。
夢という呪いと戦うニューロティカの話など。
今回はずっと考えている「日本人が壊れた流れ」についての思索をお届けします。
ざっくり「近代化によるもの」とも言えるんですが、母子問題や世代間問題など多くの理由が複合的に絡んでいるのだと思っているので、コラム的に切り取っていきます。
「夢という呪い」を解くには?「なわとび事件考察」など語っているので、短編コラムのように楽しんでもらえたら幸いです。
思索は続けていくので今後もよろしくお願いします。