Storyline
第32回夏季オリンピック競技大会が7月23日に東京で開幕されて以来、公式ライセンス商品の売り上げが右肩上がりになっている。
東京スカイツリーにある、東京2020オリンピック競技大会公式ライセンスショップは買い物客でにぎわっている。店のスタッフによると、東京五輪が開幕してから、売上は開幕前の20倍から30倍に増えた。
<東京2020オリンピック競技大会公式ライセンスショップの店員>
「私は2019年7月、この店がオープンした時から、ずっと働いている。最初の頃は、(オリンピック開幕まで)1年前ということで、すごく盛り上がっていた。延期になったことで、(売れ行きが)ちょっと落ちついてしまったが、今はもう開会になって、すごく盛り上がっている。やっぱり、皆様ご来店をたくさんいただき、忙しい」
東京2020オリンピック競技大会公式ライセンスショップが日本全国に67店舗あり、7700種以上の製品を販売している。
<地元住民 佐藤里奈氏>
「チケットはあたっていて、父と見に行く予定だったが、見に行けなくなった。せめて何か物だけでも買いたいと思って来ました。これはタオルで、両方とも野球のもの。もともと野球を見に行く予定だったから」
商品の中では、開催国日本に関連する商品が最も売れている。海外からの観客が観戦に来られないため、もともと外国人観光客向けに設計された商品はあまり人気がない。公式ライセンスショップは東京五輪終了後の9月まで営業する。
<東京2020オリンピック競技大会公式ライセンスショップの店長 馬霄飛氏>
「基本的には人気商品の在庫補充を急いでいる。来店客数は予想をはるかに超えている。目標を達成できると思う」