福岡市地下鉄「七隈線」の延伸区間が開業してから3日で1週間です。市は平日の乗客数の平均が、前の週の約1.5倍になったことを明らかにしました。
◆乗客数は開業前の1.5倍
福岡市地下鉄「七隈線」は3月27日に、天神南駅から博多駅までの延伸区間が開業し、各駅から博多までの所要時間は14分短縮されました。福岡市交通局によりますと、3月27日から31日まで平日5日間の「七隈線」の平均乗客数は、前の週に比べて約1.5倍に増えたということです。
◆市「利用者の増加を期待」
ただ、開業需要も含まれているため、より正確な利用者数を把握できるのは6月以降になるとみています。市の担当者は「人の動きが活発になることや博多どんたく港まつりなどで、利用者が増加することを期待している」と話しています。