線状降水帯が停滞し、大雨と地震が同時に発生した想定での災害対応訓練が、佐賀県で実施されました。
◆佐賀県警と日本レスキュー協会
12日午前、佐賀県大町町では佐賀県警と日本レスキュー協会が、合同で災害対応訓練を行いました。訓練は、佐賀県の上空に線状降水帯が停滞し記録的な大雨を観測、同時に地震が発生し土砂崩れが起きたという想定で実施されました。
◆災害救助犬も参加
参加者は、被災現場の状況をドローンで確認した後、道路をふさぐ土砂を取り除いて救助に向かいました。土砂災害の現場では、災害救助犬を使って生き埋めになった人を救助するまでの手順も確認しました。
また、訓練の様子を撮影した映像をリアルタイムで県警本部に送り、状況を共有する訓練も実施されました。