音楽制作プロジェクト「On-premises」提供による『黒子の音源』シリーズ
第62弾です。
この『黒子の音源』シリーズはオンプレミスのBOSS君こと
湯浅稔 氏が、過去に作曲・編曲・サウンドプロデュース・サウンドディレクション等を行ったゲームタイトルの中で実際に使用した音源、また企画の段階にプレゼン用として作られたデモ音源などを氏の所有する膨大なマスターライブラリーの中からセレクトし当時の制作秘話や制作現場での様々な逸話などを織り交ぜ紹介していこうという試みです。
当の本人は「終活」とか「遺言」などと申しておりますが、まあそれはそれとしてレトロゲームの音源とその開発にまつわるお話は私たちスタッフもとても楽しみにしていますし子供の頃 実際に遊んだゲームの曲もあるので懐かしい思い出がよみがえります。
それでは、
『黒子の音源』第62話をお楽しみ下さい。
以下は、
湯浅氏よりお聞きした制作秘話です。
あきばっぱら末広本舗:いんどあたろう☆湯浅氏 談☆ 第61話に続き、今回の楽曲も PCエンジン SUPER CD-ROM²用 ARPGゲーム
『エグザイルⅡ ~邪念の事象~』に収録いただいた曲のご紹介です。 今回のシーンは サドラーとルーミーを助けに来るファキールとキンディの登場シーン 用に制作した音源です。
成果物は 44.1Khz (TV用の) データでしたが、こちらの音源は別途マスタリングした48Khz用音源(DAT音源)となります。
ゲームをお持ちの皆さんはぜひ聞き比べてみて下さいね。 で、こちらの音源については、
①サドラーとルーミーが敵と遭遇→
②襲われる→
③ピンチ→
④頼もしい仲間ファキールとキンディが駆けつける→
⑤不敵な笑みを浮かべるサドラー...という流れを仮のタイムシートに合わせて作曲するというお仕事でした。
湯浅的的にはイメージどおり!というか...うまい事ヴィジュアルシーンにハマったよなぁ...てか、この曲メッチャかっこよくね?と心の中で叫んだ記憶があります。
はい、もっと長尺にして大作にしたかったよなあ..と改めてこの曲を聞き、そう思った次第です。
...とそんなわけで、
今回の曲もいろいろなMIXパターンがありましたので いつもの様に
私好みのバージョンを勝手にチョイスさせていただきました。
...ということで、毎回毎回 曖昧な記憶故、
諸々間違っていたらごめんなさい。m(_ _)m