福岡県飯塚市が約55億円をかけて整備した新しい体育館が完成し、館内に飾られた地元出身の芸術家の作品もお披露目されました。
飯塚市鯰田(なまずた)に完成した飯塚市総合体育館では15日、落成式が開かれました。
この体育館は老朽化が進んだ市内6か所の体育施設を集約し、約55億円をかけて整備したもので、アリーナやホールのほかに、弓道場やトレーニングルームも併設されています。
またエントランスホールには、地元出身の画家、野見山暁治(のみやま・ぎょうじ)さんが、子供たちの絵からインスピレーションを得て制作した「明日の空(あしたのそら)」という陶板のレリーフが飾られました。
落成式で野見山さんは、「子供たちにはここで作品とともに育ってほしい」と語りました。
飯塚市総合体育館は、17日から一般の利用ができるようになります。