大型連休の谷間。平日のためいつも通り仕事や学校だったという人も。4年ぶりとなる行動制限のないゴールデンウィーク。観光地やまちの様子を取材しました。
◆「電車が少しすいていた」「ちょっとうらやましかった」
RKB本田奈也花「西鉄福岡天神駅です。人は多い印象ですが、普段の平日に比べて、心なしか少ないようです」
1~2日を休めば、最大9連休となる今年のゴールデンウィーク。暦通り、1日は仕事や学校だった人は、いつもよりテンションが低めの朝となりました。
「少しは混雑が減っていたかな、と思います。お休みを取りたかったですね、旅行に行きたかったです」「少し空いているかなと思いました。9連休の方がいらっしゃるんだなー、とちょっとうらやましかったです」
◆「ハワイが呼んでおりまーす」
新型コロナの感染拡大が落ち着き、海外へ旅行する人が増えています。
ハワイへ行く4人家族「9連休です。ハワイも4年半ぶりに行くので、新鮮な気持ちというか、初めての海外旅行の気持ちで行きます」
福岡空港では30日、アメリカ・ハワイアン航空の福岡ーホノルル線が約3年ぶりに運航を再開しました。週3往復の運航で、福岡からは月・水・土曜の出発となっています(ホノルル→福岡は火・金・日曜)。
「ハワイが呼んでおりまーす」
Q.何をしたい?
「主人と2人で泳ぎたいです、アロハー」
◆水際対策は前倒しで緩和
政府は連休中の海外旅行者の帰国を円滑化するため、新型コロナに関する水際対策をゴールデンウィーク初日(4月29日午前0時)をもって終了としました。これにより、帰国する際に必要だったワクチンの接種証明書や陰性証明書の提示が不要となりましたが、発熱などの症状がある人への検査や陽性者の施設待機は、5類への引き下げにあわせ今月7日まで続けられます。
◆「1年に1回の楽しみ」有田陶器市
4年ぶりの通常開催となった佐賀県の「有田陶器市」。初日の29日(土)は雨となりましたが、日曜は天候にも恵まれ多くの観光客でにぎわいました。
熊本から来た人「お皿もいろいろあるし、目移りしちゃいながら、楽しい。久しぶりにこうやってイベントに参加できてうれしい」
福岡から来た人「今で2万ぐらい(買っている)」
Q.それでもまだまだ?
「まだまだ! 1年に1回の楽しみ」
2022年は禁止されていた「食べ歩き」も、2023年は制限を設けていません。有田陶器市は5月5日までの開催で、約120万人の人出が見込まれています。
◆新施設に子供たち歓声
福岡市の油山にあった「もーもーらんど牧場」と市民の森をリニューアルした複合体験型のアウトドア施設「アブラヤマフクオカ」。4月27日にオープンしたばかりですが、まちの中心部から車で約30分と気軽に行けることから、朝から多くの家族連れが訪れていました。
子供たち「楽しかったです」
男性「夜景もけっこうきれいで、子供も牛を見たり公園で遊んだりできるので、よかったですね、かなり」
RKB本田奈也花「平日にもかかわらず、キャンプ場のすぐ近くにある駐車スペースはほぼ満車です」
65区画あるキャンプ場はゴールデンウィークの期間中すべて予約で埋まっているそうですが、カフェやレストラン、農業体験などはまだ空きがあるそうです。
ABURAYAMA FUKUOKA 本田真之プロデューサー「今後も予約をいっぱいいただいているので、万全の態勢で臨みたいと思っています」
福岡や佐賀では木曜日からは天気が下り坂となっています。連休の後半は、屋内で楽しめる施設がおすすめかもしれません。