福岡では16日、各地で30℃を超える真夏日になりました。暑さに慣れていないこの時期だからこそ注意したいのが「熱中症」です。
◆目立つ室内での“熱中症患者”
気象庁によると5月から7月にかけての平均気温は、平年よりも高くなる見込みです。去年は、5月だけで福岡県で137人佐賀県で41人が熱中症の症状で病院に運ばれています。専門家は、暑さに体が慣れていない今の時期だからこそ、注意が必要だと話します。
井上さとし内科・井上聡院長「今の時期は冷房をつけるかつけないかという時。真夏日になる日がちらほら出てきますよね、特に室内での熱中症患者が本当に多い。この時期だからこそ熱中症に気をつけないといけないタイミング」
◆常に水やお茶を携帯、5月も油断せずに熱中症対策
具体的な対策としてはー
「外出や外で作業をされる方は▽常に水とかお茶を携帯して適度な水分をとること▽体の表面の温度を逃がすことが大切、少し暑い、湿度が高い場合は室内では▽除湿やエアコンを積極的に室内で使っていただきたい」
まだ5月だからと油断せず、熱中症にならないよう気をつけましょう。