佐賀県は県立高校に勤務する男性教諭(30)を減給10分の1(2か月)の懲戒処分にしたと発表した。顧問を務める部活動の生徒をレンタカーに乗せて引率する際に132キロで走行。自動取締装置に撮影され、速度違反で検挙されことが理由。「レンタカーを早く返却したかった」と釈明しているという。
◆「強化練習会」を終え、学校に戻る途中に”132キロ”で走行
佐賀県によると、教諭は今年5月6日の正午過ぎ、引率の生徒5人を乗せてレンタカーで学校に戻っていた。その道中、法定最高速度が80キロの東九州道を時速132キロで走行。52キロのスピード違反として速度違反自動取締装置に撮影され、検挙された。この日は教諭が顧問を務める部活動の強化練習会が大分県で開かれていた。生徒にけがはなかった。「早く学校に戻り、レンタカーを早く返却したかった」と釈明しているという。
◆再発防止のために”徹底指導”
佐賀県の教育長は「県民をあげて交通ルールの遵守に取り組んでいる中、重大な交通違反を起こしたことを重く受け止め、お詫び申し上げます」とコメントしている。再発防止のために、校長会や研修会などの場で徹底した指導を行うという。
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