福岡県篠栗町の中学校で男性教員が拳で生徒の顔を殴るなどの体罰を加えた問題で、男性教員が以前にも不適切な発言をしていたことが新たにわかりました。
◆体罰は1年生の自習時間に
篠栗町教育委員会によりますと、体罰を行ったのは、篠栗中学校の47歳の男性教員です。1年生の自習時間のことでした。
◆抗議した生徒の顔を殴る
篠栗町教育委員会 田中久善学校教育課長
「クラスが騒がしく注意を行ったが、指示が通らないので学級全体に対して『黙るか殴られるかを選びなさい』といい、それに抗議した生徒に対して右手で3発、顎付近を殴打しています」
◆生徒は病院で手当
男子生徒は、病院で手当を受けています。
◆「戒めのつもりで軽く殴った」
男性教員は、「戒めのつもりで軽く殴った」と話しているということです。
◆今年4月にも別の生徒に不適切発言
また、男性教員は、この日だけでなく、今年4月にも授業中に別の生徒とトラブルになり不適切な発言をしていました。
◆学校側は臨時の保護者会で謝罪
篠栗中学校は、男性教員を自宅謹慎処分とし、6日夜、臨時の保護者会を開いて保護者に謝罪しました。
◆男性教員は警察に出頭
男性教員は、警察に出頭して事情聴収を受けています。
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/881022