佐賀県の吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」で新たに見つかった、国内最古級とみられる出土品の一般公開が、7日から始まりました。
◆銅剣や銅矛を鋳造するための鋳型や土器3点
一般公開が始まったのは佐賀県の吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」で新たに発掘された、銅剣や銅矛を鋳造するための鋳型や土器3点です。発掘された3点は弥生時代中期前半=紀元前2世紀ごろのもので国内最古級とみられ、当時の最先端技術だった青銅器の鋳造をいち早く取り入れていたことが伺えるということです。
◆青銅器の生産拠点が2つあった可能性
吉野ヶ里遺跡ではこれまでにも青銅器を鋳造していた遺構が見つかっていて、同じ時期に青銅器の生産拠点が2つあった可能性があるとみられています。
◆12月22日まで一般公開
今回発掘された出土品は、吉野ヶ里遺跡の展示室で12月22日まで一般公開されています。
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/880314