中華圏で一番有名な日本の歌といえば、おそらく『北国の春』。台湾や香港、シンガポールだけでなく、中国全土でも大流行しました。中国語カバーソングは確認できただけで18種類もありましたが、それらの中で代表的なのが北京語版の「榕樹下(
sm24368616)」「北国之春(
sm24368785)」と広東語版の「故郷的雨(
sm24369882)」。このうち「北国之春」は鄧麗君(テレサ・テン)が香港で歌ったものですが、それとはまったく別の歌詞で大陸版の「北国之春」も存在していて、歌詞は千昌夫のオリジナルの直訳風。おふくろから届いた包みには、防寒具が入っていたりします。かなり中国にピッタリの内容なので、大陸の中国人は「北国之春」を中国の歌だと思い込んでる人が結構いるみたいです…。