中華圏で一番有名な日本の歌といえば、おそらく『北国の春』。中国語カバーソングは確認できただけで18種類もありましたが、それらの中で代表的なのが北京語版の「榕樹下(
sm24368616)」「北国之春(
sm24368785)」と広東語版の「故郷的雨(
sm24369882)」。「北国之春」は鄧麗君(テレサ・テン)が旅券法違反事件で日本や台湾で活動できなくなった1979年に香港のレコード会社から出したカバー。映像は84年に香港で行ったコンサートのものですが、イントロはいかにも別の曲で、よくこれでちゃんと歌えるものだと感心してしまいます…。なお、中国大陸にも「北国之春(
sm24368896)」という北京語カバーがありますが、歌詞はまったく別。