噴火が続くハワイ島のキラウエア火山では、日本時間の5月22日夜も山頂付近での爆発的噴火が観測されました。防災当局によりますと、流れ出る溶岩が島の電力の5分の1を供給する地熱発電所の敷地に達したということです。発電所では地熱をためる貯留層に冷たい水を注入することで、爆発や有毒ガスの噴出を防ごうとしています。すでに11カ所ある貯留層のうち10カ所に冷却処理を施したということです。
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