梅雨前線の影響で近畿地方は朝から大気の状態が不安定になり、大阪府の被災地は激しい雨に見舞われています。ブルーシートを掛けた家屋が多く見られる一方で、屋根がゆがんだままの住宅や手つかずのがれきが残っていて、雨が復旧作業に悪影響を与えています。大阪府茨木市では現在も約6万4000世帯でガスが復旧しておらず、自衛隊による入浴支援はガスが復旧するまで続けられるということです。裏山で土砂崩れが起きた大阪府枚方市の住宅では、斜面を固定する作業が行われました。大阪府内の避難指示は箕面市などで14世帯41人、避難勧告は大阪府全域で770世帯に出ています。大阪府北部の大雨のピークは過ぎていますが、土砂災害の危険性が高くなっているため、引き続き注意が必要です。
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