誇大妄想にか見える霊界物語も実は出口王仁三郎本人が実際に霊界で見て来たと主張する霊界の歴史話は40巻以降も延々と続く。
第40巻は、フサの国(ペルシャ)のイソの館からバラモン教を言向け和すために出発した言霊隊の第一陣・黄金姫、清照姫の母娘と、第二陣・照国別の物語。
第41・42巻はインドの入那(いるな)の国の物語。
黄金姫(おうごんひめ)と清照姫(きよてるひめ)の母娘が、入那の国難を救うために活躍する。
第43・44巻は、、ハルナの都に向かう言霊隊の第三陣・玉国別(たまくにわけ)の一行と、第四陣・治国別(はるくにわけ)が活躍する物語。ハルナの都に向かう言霊隊の第三陣・玉国別(たまくにわけ)の一行と、第四陣・治国別(はるくにわけ)が活躍する。
第45・46巻は小北山(こぎたやま)のウラナイ教の宗教改革の物語。
松彦・松姫・お千代の親子が活躍する。小北山(こぎたやま)のウラナイ教の宗教改革の物語で
お寅と魔我彦が改心して真の道に立ち返る。
第47・48巻は治国別(はるくにわけ)一行の天国巡覧の物語。
落とし穴に落ちて気絶した治国別一行の精霊が、中有界と天国を巡覧して、その様子を見聞して行く。
肉体と霊魂の関係、天国団体の様子、天人の生活、天国の祭典と説教、天国と霊国、霊界と現界との相応の理、などについて詳しく説明される。
第47・48巻は治国別(はるくにわけ)一行の天国巡覧の物語。
落とし穴に落ちて気絶した治国別一行の精霊が、中有界と天国を巡覧して、その様子を見聞して行く。
第49・50巻はフサの国の河鹿峠の「祠の森」の物語である。
本巻では、「祠の森」の神殿を乗っ取った高姫を、妖幻坊(ようげんぼう)が悪へ誘いこんでゆく。
言霊隊は、妖幻坊(ようげんぼう)によって悪へ引っ張られる高姫を、初稚姫が改心させようと努力をする。
第51・52巻は、「浮木の森」と「小北山」が舞台になる。
本巻は、浮木の森の曲輪城(まがわじょう)の物語。「浮木の森」と「小北山」が舞台になる小北山での文助の改心物語。
第52巻の第23章で、高姫が空から墜ちて死んでしまう。
第53巻から55巻までは、インドの「ビクの国」の物語である。治国別の一行が活躍する。
本巻では、ビクの国の内憂外患を、王家の若者たちが救う。
登場人物たちが巻ごとに立ち代わり入れ替わり、また名前を変えながら一貫性の無い霊界の歴史の物語はこの後も81巻まで延々と続くのである。